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■この物件写真で美容室の内装費用わかりますか?Part②
前回の記事、Part①の続きなので是非そちらからご覧ください (^^)
テナントの状態はバラバラなのでもう少しパターンをお出しします!
繰り返しの文章になりますが念のため記載しておきます↓
テナント写真の情報だけで内装費がどれくらいかかるのか、弊社の最終的な平均着地額お伝えします。
※内装費は上を見たらキリがないので、あくまでも弊社が考える一般的な仕様でざっくりとした概算金額をお伝えします
ちなみに注意事項ですが、
内装費とは美容機器は含みません!
美容機器とは
・セット椅子
・シャンプー機器
・ボイラー
・促進器(ローラーボールやミストなど) など
またテナントの前提条件として(^^
・電気、水道、ガスの設備がある
※容量や配管の口径はその都度現場調査して確認します
・ガス給湯器を使用(ボイラー無し)
※ガス給湯器は内装費に含む
○物件D (15坪・1F路面・事務所仕様)
◎概算金額:¥450〜550万円(税別)
◇想定している内装条件
- セット面4 シャンプー台2
- 天井:クロス貼り替え
- 壁:クロス貼り替え
- 床:塩ビタイル貼り
- 照明:ダウンライト構成
△費用が上がる主なポイント
- 玄関に軒がないため設置する必要がある(雨除け)
▽費用を抑えられる主なポイント
- 天井、壁の状態が良く、すぐクロスが貼れる
- 床の下地もよく少し均すだけで塩ビタイルが貼れる
- フロントサッシが設置されている※意匠変更するとしてもシート等で施工できる
- エアコンが設置してある
○物件E (10坪・1F路面・スケルトン)
◎概算金額:¥650〜750万円(税別)
◇想定している内装条件
- セット面3 シャンプー台1
- 天井:塗装(スケルトン天井)
- 壁:クロス貼り
- 床:塩ビタイル貼り
- 照明:ライティングレール(配線ダクト)構成
△費用が上がる主なポイント
- 外壁やフロントサッシがないため造作する必要がある
- 壁の見栄えが悪いので廻り壁を造る必要がある
- エアコンの設置
- 床が凸凹しているので平らに均す必要がある
▽費用を抑えられる主なポイント
- 天井は塗装をすれば綺麗に仕上がる状態である
○物件F (12坪・地下1F・スケルトン)
◎概算金額:¥600〜700万円(税別)
◇想定している内装条件
- セット面3 シャンプー台2
- 天井:塗装(天井スケルトン)
- 壁:クロス貼り
- 床:塩ビタイル貼り
- 照明:ライティングレール(配線ダクト)構成
△費用が上がる主なポイント
- 元々飲食店仕様の空調配管を撤去する必要がある
- 壁の見栄えが悪いので廻り壁を造る必要がある
- エアコンの設置
▽費用を抑えられる主なポイント
- 店内のドアが設置してある
- 床の下地はそこまで悪くないので微調整で塩ビタイルが貼れる
- 大型看板を設置する場所がないと想定される
今回も3件の案件を例にしましたがいかがでしょうか?
坪数は変わらないのにテナントの状況によって、内装費が大幅に変わってくることが伝わったと思います。
例えば内装費を抑える方法として、
既製品の什器(レジカウンター、セット面ミラー、シャンプーキャビネット)を使用することはよくあります。
物件Eの場合は廻り壁を作るのではなく、躯体を塗装して仕上げれば30万円近くはお安くできます。
物件Fの場合は床コンクリートの状態が悪くはないのでこのままコーティングをかけてコンクリート仕上げにすれば25万円近くはお安くできます。
全てを理想通りに造りこむと内装費は増えていってしまうので、内装のプロに相談し提案をもらいながら最終的に最良のバランスで着工出来るのが望ましいかたちです。
ご自身では思いつかないことや異なる方法はきっとあるはずなので親身になって相談に乗ってくれる内装業者と出会うことが納得いくお店づくりの近道だと思います。
弊社は丁寧な打合せを大事にしている内装業者です。
新規開業、店舗リニューアルをご検討している方は是非お問い合わせください。
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