BLOG & TOPICS
■美容室の内装|相見積もりは何社が正解?
5社以上で失敗する“よくある理由”
美容室の内装工事で相見積もりを取るとき、「何社くらい依頼するのがベストなのか?」と悩む方はとても多いです。
美容室の新規出店や改装を考えたとき、
多くの方が一度は悩むのが、
「相見積もりって、何社取るのが正解なんだろう?」
という問題です。
内装費は小さな金額ではありません。
「内装費800万円で予定しているけど、おさまるのかな…」
「1社だけだと高いのか安いのか分からない」
「でも、たくさん声をかけすぎると話がまとまらない…」
打ち合わせの中でも、よくこんな声を聞きます。
「とりあえず5社くらいに声をかけています」
「多い方が安心だし、多くの提案をもらってたくさん比較検討したい」
「付き合いのある全ての美容ディーラーから紹介してもらっています」
相見積もりを取ること自体は、とても大切なプロセスです。
メリットを挙げれば、
・金額の相場感を知ることができる
・提案の考え方の違いが分かる
・信頼できるパートナーを見つけられる
実際に、初めて出店される美容師さんほど
「相見積もりを取ってよかった」とおっしゃることも多いです。
ただし、ひとつだけ注意点があります。
結論から言うと、
相見積もりは“多ければ良い”というものではありません。
多すぎて失敗することもあります。
今回は、内装会社ひなたやの代表として、正直な目線でお話しします。
☺最後に図解でまとめていますので画像保存してお役立てください☺
まず、相見積もりの目的を整理してみましょう
相見積もりを取る目的は、大きく分けてこの4つです。
・金額感が適正か知りたい
・提案内容の違いを比較したい
・信頼できる会社を見極めたい
・相性のいい担当者とプロジェクトを進めたい
どれも健全な理由です。
内装工事は金額も大きいので、慎重になるのは当然です。
ただ、目的が整理できていないまま
「とりあえず数社呼ぼう」
と社数だけ増やしてしまうと、
逆に失敗に近づいてしまうことがあります。
相見積もりが多すぎると起きること
実際に現場でよく見る、“5社以上”のケースで起きやすい問題です。
・各社で図面や前提条件がバラバラになる
・工事範囲が揃わず横並びで比較できない
・なぜ金額差があるのか分からない
・毎回同じような打合せを繰り返して疲れてしまう
・最後は「誰が何を言っていたか」分からなくなる
内装工事の見積書は、家電のように
「同じ品番の商品」を比べるものではありません。
配管の距離、ボイラーの有無、エアコンの能力、造作家具か既製品家具か、仕上げ材の選定。など
前提条件が少し違うだけで、金額は大きく変わります。
最初は丁寧に聞こうと思っていても、
社数が増えると情報量も増えます。
そして最終的に、
見積書の表紙に記載している合計金額だけで判断してしまう。
これが一番危ないです。
安く見えても、必要な設備が入っていなかったり、
追加工事が前提になっていたりするケースはよくあります。
社数が増えれば増えるほど、
比較というより“情報過多”になり、判断力が鈍りやすいんです。
そして最後は、
「もうよく分からないから安いところで…」
と決めてしまうケースも少なくありません。
逆に「1社だけ」もリスクはある
一方で、最初から1社のみで進める場合にも注意点があります。
・その金額が高いのか安いのか判断できない
・提案内容が一般的かどうか分からない
・セット面5台入れたいけど「入らない」って本当かな
・「これが普通です」と言われると信じるしかない
・美容室設計施工の実績が乏しいから心配だな…
もちろん、最初から信頼できる会社と出会えていれば問題ありません。
でも少しでも不安があるなら、
2〜3社は比較したほうが安心です。
美容室内装の相見積もりは「2〜3社」が理想です
美容室内装の相見積もりは、
2〜3社が一番失敗しにくいと考えています。
・金額の幅(相場感)が分かる
・各社の提案の考え方を比較できる
・打合せの質を保てる
3社が同じような内容と金額で提案してくれたら、
そのプランは業界平均と言えると思います。
逆に3社とも予算が合わなかったり、理想が叶わない場合は、
予算を増やしたり、理想のゴールを修正する必要があるとも言えるでしょう。
以前、7社で相見積もりを取られていたお客様がいました。
その方が最後に言ったのは、
「途中から何が正解か分からなくなりました」
という言葉でした。
正直、これは本当に多いです。
社数よりも大事なのは「やり方」
社数以上に大事なのが、条件を揃えることです。
・同じ要望書(希望条件)を渡す
・又は、同じ図面条件で依頼する
・予算感は正直に伝える
・OPEN希望日を共有する
・プラン提出日をなるべく揃える
・見積はメールだけで終わらせず、必ず説明を受ける
これを揃えないと、
比較しているようで実は比べられていません。
前提条件が明確な方が、
内装会社側も精度の高い提案ができますし、比較もしやすくなります。
よくある質問
Q1:見積もりは無料ですか?
結論から言うと、見積もり自体は無料で対応しています。
ただ、美容室の内装工事の場合、
単純に金額だけを提示することはできません。
まず現地を確認し、
お客様のご要望を整理しながら、
仮のプランを作成します。
そして、そのプランをもとに
初めて見積もりを作ることができます。
つまり、見積もりを作るためにも
実際には結構な時間と労力がかかっています。
そのため、私たちとしても
どのお店づくりに関わらせていただくかは、
慎重に判断しています。
お客様が内装会社を選ぶように、
私たちも「一緒に良いお店づくりができるか」を考えています。
そのため弊社では、
相見積もりの有無はお問い合わせ時の必須項目にしています。
ありがたいことに、
「ひなたやにお願いしたい」と
最初から決めてご相談いただくお客様もいらっしゃいます。
そういった指名でご相談いただくお客様の時間や期待を、できるだけ大切にしたいという思いがありますので相見積もりのご依頼よりも優先してご対応しています。
だからこそ、
・予算感
・相見積もりの有無
・実現したいこと
などは、最初の段階で正直に共有していただけるととても助かります。
駆け引きよりも、正直な情報共有。
その方が結果的に、良いお店づくりにつながると考えています。
Q2:見積書のどこを見ればいい?金額以外で重要なポイントは?
正直に言うと、
合計金額だけを見るのは一番危険です。
同じ1,000万円でも、
□最初から全部込みの1,000万円
■あとから追加が出る前提の1,000万円
□全てオーダー家具で造り込まれた1,000万円
■全て既製品家具を取り入れた1,000万円
□壁や天井、床を左官や磁器タイルで仕上げた1,000万円
■壁や天井、床をビニールクロスやCFシートで仕上げた1,000万円
では意味がまったく違います。
最低でも、ここは確認してください。
・工事範囲はどこまで含まれているか
・OPENするまでに含まれていないものは何か
・「別途工事」と書かれている項目は何か
・追加になりそうな可能性がある項目は何か
見積書は“金額を見る紙”ではなく、
その会社の考え方を見る資料です。
ここを丁寧に説明してくれるかどうかも、
会社選びの大事なポイントです。
最終的には「相見積もり不要」と言われる存在へ
僕たちが目指しているのは、
「ひなたやさんなら安心だから任せるよ」
と言っていただける存在になることです。
まだまだ道半ばですが、
一つひとつの現場と、一人ひとりのお客様に本気で向き合っています。
「まだ物件も決まっていない」
「出店するかどうかも検討中」
そんな段階でも大丈夫です。
美容室の出店は、最初の整理がとても大切です。
構想段階からでもお気軽にご相談ください。
美容室の出店や改装をお考えでしたら、
まずは構想の段階からでも大丈夫です。
一緒に整理しながら、
最適な形を考えていけたら嬉しいです。

LINEで問い合わせ
お見積もりの依頼や、各種ご質問など、LINEからもお問い合わせを受け付けております。

