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■【完全版】美容室開業スケジュール

2026/03/02
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ひなたや株式会社 代表取締役 中村陽一のイメージ
ひなたや株式会社 代表取締役 中村陽一

公庫の融資から内装工事までの流れを時系列で解説
「美容室をオープンしたい」と思い立ったら、何から始める?

「そろそろ、自分の店を持ちたいな。」

そう思った瞬間から、開業準備は始まっています。
ただ、いざ動き出すと…
何から始めればいいのか?
物件はいつ契約する?
内装はどのタイミングで頼む?
融資はいつ申し込む?
分からないことだらけで、不安になりますよね。

そこで今回は、
日本政策金融公庫の融資スケジュールを軸に、開業までのリアルな流れを時系列でまとめました。

目安は約5ヶ月。
このパターン通りにいかないこともよくありますが、基本的な流れをお伝えします。

全体像を理解することで、無理のない開業計画が立てられます。


美容室開業までの全体スケジュール(目安:約5ヶ月)


① オープンを決意する(0週目)

まずは方向性の整理から。
いつ頃オープンしたいか
1人サロンかスタッフを雇うか
席数は何席か
自己資金はいくら用意できるか
完璧でなくても大丈夫です。

「なんとなくこうしたい」が見えていれば十分です。


② 情報収集+融資準備(1〜2週目)

早めに動くべきなのが、日本政策金融公庫への相談です。

よくある間違いは、
「物件が決まってから融資を考える」
という流れ。

実際は、物件探しと融資準備は同時進行がベストです。
・公庫に事前相談
・必要書類の確認
・創業計画書の作成開始
この段階で動いておくだけで、その後の判断が格段に楽になります。

そして、もうひとつ。

この時期におすすめなのが、
内装会社の目星をつけておくことです。

まだ契約をする必要はありません。
ただ、一度声をかけてみる。

理想の席数や、想定している内装予算を伝えてみる。

そうすると、
どれくらいの広さが必要か
スケルトンがいいのか、居抜きがいいのか
どんな状態のテナントを選ぶと工事費が抑えられるのか
といった判断の基準が、少しずつ見えてきます。

物件はスピード勝負になることもあります。
だからこそ、
事前に相談できる関係があるかどうかで、安心感は大きく変わります。

また、理想の内装イメージを集めておくのも、この時期におすすめです。
言葉だけで伝えるより、写真があるほうがイメージの共有は早くなります。

写真を集めるなら、Pinterest(ピンタレスト)が便利です。

「なんとなく好き」を集めていくだけで、
お店の方向性が自然と見えてきます。


③ 物件探し(2〜6週目)

融資準備と並行して、物件探しを進めていきます。

②の段階で内装会社に一度相談できていると、
物件の見方が大きく変わります。

「なんとなく良さそう」ではなく、
「現実的にいけそうかどうか」という視点で判断できるようになるからです。

・エリア選定
・家賃、保証金など金銭的な条件
・路面/空中店舗/一軒家
・居抜きかスケルトンか

物件はタイミングです。
良い条件のものほど、動きが早い。

だからこそ、焦らず、でも判断は冷静に。


💡 内装目線での注意点

空きテナント情報が出ても直ぐに埋まってしまうエリアもありますので、スピード勝負になることも多々あります。
不動産会社に出向いて理想の条件を伝え、担当者と直ぐ情報交換が取れる関係にしておきましょう。

そして、美容室の場合、見た目だけでは分からないポイントがいくつもあります。
・給排水の位置や管の太さ
・電気やガスの容量
・壁や床の下地の状態

そして、路面店の場合は
ファサードやフロントサッシの状況も確認が必要です。
既存のサッシを活かせるのか。 交換が必要なのか。

これらは、工事費に大きく影響します。

同じ広さでも、物件の状態によっては数百万円単位で差が出ることもあります。
可能であれば、この段階で一度内装会社に現場調査してもらうことをおすすめします。
物件選びは、家賃だけで決まるものではありません。
総額でどうか」

その視点を持てると、失敗のリスクはぐっと下がります。


④ 物件ほぼ決定 → 融資申込+内装打合せスタート(1.5〜2ヶ月目)

「ここでいこう」と思える物件が見つかったら、ここから本格始動です。

同時に進めるのは、

・融資の正式申込
・内装打合せの開始

現地調査
概算見積取得
創業計画書の最終調整
公庫へ正式申込

融資は
面談 → 審査 → 内定まで約3〜4週間。

そして同時に、内装打合せが本格化します。


⑤ 内装打合せ期間(約1.5ヶ月)

ここが、とても重要な期間です。
弊社では、
1.5ヶ月以上(最低でも6回)は打合せ期間をいただいています。

なぜそこまで必要なのかというと、決めることが本当に多いからです。

・平面レイアウトの確定
・デザイン方向性のすり合わせ
・照明やコンセント位置などの電気設備計画
・内装仕上げ素材選定(天井・壁・床・家具など)
・設備計画(給排水・電気・空調)
・家具の使い勝手や造り込み
・看板計画

コストに合わせた工事項目の擦り合わせが
本当に、山ほどあります。

美容室は「雰囲気」だけでは完成しません。

動線、収納、コンセントの位置、照明の当たり方。
細かな積み重ねがあって、はじめて“使いやすい空間”になります。

ここを急いでしまうと、

工事中の変更や追加費用の発生、仕上がりへの後悔
につながりやすくなります。

逆に言えば、
この打合せ期間をしっかり確保できていれば、工事は驚くほどスムーズです。

打合せ期間は「準備時間」ではありません。
お店の未来をつくる時間。

私たちは、そう考えています。


⑥ 融資確定 → 契約関係(3.5〜4ヶ月目)

ここが重要です。

弊社では、
融資確定前の物件契約・内装工事契約は基本的におすすめしていません。

契約=支払い義務が発生するからです。

特に内装工事は金額が大きいため、
融資が確定してから契約することを推奨しています。

物件はスピード勝負になることもありますが、
少なくとも融資の内定が出るまでは慎重に進めましょう。

焦って契約するよりも、
「資金が確定している状態」で進めたほうが、
結果的に安心してお店づくりに集中できます。


⑦ 内装工事スタート(4〜5ヶ月目)

融資実行後、いよいよ工事開始です。
美容室の工事期間は約3〜4週間。

・解体工事
・給排水・電気・空調工事
・LGS工事・木工造作工事
・塗装工事・内装仕上げ工事
・ガラスミラー工事・看板工事
・美容機器搬入

事前打合せがしっかりできていれば、工事は非常にスムーズです。
この工事期間中に美容ディーラーとの商材の打合せや広告媒体との打合せも進めます。
SNS投稿もこの時期からスタートする方が多いです。


⑧ 検査・引き渡し・オープン(5ヶ月目)

・保健所検査
・消防検査
・是正工事、追加工事
・引き渡し

その後、
備品搬入 → 装飾や開店準備→(プレオープン) → グランドオープン

完成後、数日〜1週間の余裕を持つと安心です。


補足|なぜ日本政策金融公庫を使う人が多いのか?

「融資はどこから借りるのがいいですか?」

多くの方がこの質問をされます。

結論から言うと、
初出店なら日本政策金融公庫を利用する方が圧倒的に多いです。

理由は4つあります。

① 金利が低めで条件が明確
② 実績より“これから”を見てくれる
③ 内装費・設備費もまとめて相談できる
④ 物件未決定でも相談できる

特に美容室は初期費用が大きい業種。

融資額が明確になることで、物件選びも内装計画も精度が上がります。


最後に|成功する開業は「焦らない設計」から

美容室開業で失敗しやすいのは、

✔ 融資のタイミングを間違える
✔ 打合せ期間を短縮する

この2つです。

どちらも、「早く進めたい」という気持ちから起きてしまうことが多い。

でも本来、開業は急ぐものではありません。

資金の流れを整理し、
物件を冷静に判断し、
打合せでしっかり考える。

その積み重ねが、オープン後の安心につながります。

私たちは、
堅実でリスクを抑える設計を徹底する会社です。

急がせることはしません。
無理な契約もすすめません。

その代わり、
ひとつひとつ整理しながら、安心してスタートできる土台を一緒につくります。

独立は人生の大きな決断です。

だからこそ、
「流れ」を理解し、焦らず準備することが成功への近道です。

美容室の出店や改装をお考えでしたら、
まずは構想の段階からでも大丈夫です。

一緒に整理しながら、
無理のない、安心できるスタートを考えていけたら嬉しいです。


美容室の出店や改装をお考えでしたら、
まずは構想の段階からでも大丈夫です。

一緒に整理しながら、
最適な形を考えていけたら嬉しいです。

ひなたや株式会社 代表取締役 中村陽一のイメージ
ひなたや株式会社 代表取締役 中村陽一

ひなたやは美容室専門の内装業者です。
これまで数多くの美容室のオープンやリニューアルに携わってきました。 丁寧な打合せと豊富な提案力で入念な準備をするのが私たちの特徴です。

内装業者=「作ったら終わり」ではなく、これからのお店を内装面から支えるパートナーになりたいと日々向き合っております。

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