⑥転職について。大規模事務所?小規模事務所?設計のみ?設計施工?
こんにちは。
株式会社ひなたや
代表取締役 中村です。
昔は同じ会社に長く勤めることが良しとされていましたが、
今は全くそんなことはありません。
店舗デザイン業界は事務所によって、案件の種類や業務内容や取り組み方、単価が大幅に変わってきます。
最初に勤めた一社のやり方だけを習得することも大事なことですが、
転職し数社のやり方を学んでそれぞれの長所を吸収するほうが確実にステップアップ出来ます。
私も独立までに3社の事務所に移りました。
- ①美容室専門 設計施工
- ②美容室専門 設計施工
- ③飲食店専門 設計
①と②はやっていることや客層は同じですが業務の進め方や営業方法、予算の組み方、使用するメーカー、各協力業者、使用するPCソフト、図面の描き方など異なることが多く、知識の幅を広げることが出来ました。
③で学んだのは設計施工とは全く違うデザイン力やプレゼン資料の豊富さ、使用するメーカーの種類、同時に進める案件数の量、施工会社との打合せや設計管理など同じ業界ですが全く違うことを学べました。
3社での経験はとても価値のあることでした。
転職のときは自分がやりたいことを明確にして臨んだほうが失敗は少ないです。
例えば、
- 個人の飲食店よりも企業の大箱飲食店を手掛けたい
- 施工は理解したので施工を請けないデザインに特化した設計事務所に行きたい
- プロジェクトを一人で進めるよりもチームで進める事務所に勤めたい
- 有名デザイナー〇〇さんのところで修行したい
- 将来独立したいので予算管理のことや営業の仕方などを経営者の近くで学びたい
など、理想とする将来の自分と距離を縮めるチャンスだと思って、しっかり考えて転職先を選びましょう。
将来、自分の価値を高めていくにはファンの存在が必要です。
目先のお客様を大切にして応援されるデザイナーになりましょう。
次回の記事で、私が思うリピーターの増やし方や業務に取り組む姿勢についてお伝えします。
配信は明日の20時です。ぜひ楽しみにしていてください。
次回で最終配信。ここまで読んでいただけた方へ
「店舗設計デザイナー2年目の教科書」を読んでいただき、ありがとうございます。
何か、読んでいただけた方のヒントになっていれば幸いです。
もし、私の考えに共感していただけた方、
「自分も設計デザイナーとして力をつけて、顧客から感謝される仕事がしたい」という方、
ぜひ一度、弊社の説明を聞きにいらっしゃいませんか?
ひなたやにご興味を持っていただけた方へ
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