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⑤”施工現場を見る”ことがキャリアに与える良い影響とは

こんにちは。
株式会社ひなたや
代表取締役 中村です。

店舗デザイナーは施工を気にしないほうが自由な発想でデザイン出来るから良い。
これは私が就活をしてるときに言われたことです。

この業界に15年いて気付きましたが、結局この考えには納得出来ていない。

なぜか。

施工方法や施工工程がわからない場合、他人の力を借りないと現実的な提案まではいけないからです。

例えばお客様から天井を撤去してスケルトンにしたいご要望を受けたとします。

イメージはわかっても、天井を取ったら電気や空調の配管はどうなるのか、接している壁はどうなるのか、どの業者が入って工期は何日かかって費用はいくらかかるのか、、、

と、自分で見当がついて話せたほうがお客様から信頼は得られ、その場である程度の打合せが出来るので話がスムーズに進みます。

難しいことはその場で難しいと言えるのもメリットです。

この状況で施工がわからないと各業者に現場調査をしてもらって施工方法を教えてもらって見積書を出してもらって、、、かなり時間と手間がかかります。

また、設計においても、

このスペースは配管を通したいから寸法に余裕をもたせようとか、ここに補強をいれればこの壁は保つから見栄え良く作れるな。とか、

このスリーブ径で配管通せるからここの配管は見せずにデザイン出来るな、とか。

施工を知らず自由な発想で描いて、結局「構造上作れません」とか「時間と予算がかかりすぎる」といったことになり、結果的に余計な時間を使ってしまうよりも、

ある程度自分で把握してお客様にとって最短でより良い提案ができるほうがデザイナーとしての技量はある思います。

大先生クラスの設計者になれば話は別ですが、施工現場を知ることは今後必ずプラスになります。

環境を変えてみたい、今の会社でスキルを磨きたいなど人それぞれですが転職も自分が成長する手段のひとつです。

次回の記事で、転職について思うことや転職先の選定基準をお伝えします。

配信は明日の20時です。ぜひ楽しみにしていてください。

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