①店舗デザイン業界という場所
こんにちは。
株式会社ひなたや
代表取締役 中村です。
私は青山製図専門学校で商空間デザインを学び、この業界に入りました。
今は美容室専門でやっていますが、就活当時は飲食系のデザイン会社ばかり受けて全敗。
なんとなく受けた美容室の内装会社に採用してもらい、なんとか社会人生活をスタートさせました。
同級生のほとんどは同業界に進みました。
学生時代、毎日課題制作に明け暮れた熱意を持ったまま、
夢を叶えるため、就職後も業務に取り組みました。
でもどうでしょうか、
今この業界に残っているのは、3割程度。
早い段階で見切って辞めていく人は結構いました。
実際に務めてみるとめちゃくちゃ体育会系で、山ほどやる事があり、
帰れない。寝れない。休めない。
でも安月給。
店舗デザインは楽しいけど、いざ務めてみると、理想とは違った。
同業種の友人に話を聞いてもどこの事務所も大差はない。
じゃあ業界を変えよう。
当時は、こんな感じが多かったと思います。
今は業界も変わりつつあり、当時よりは良い状況になってきていますが、
他業界に比べるとまだまだ良い環境とは言えないのではないでしょうか。
でもよく考えてほしい。
店舗デザイナーって凄い仕事だと思いませんか?
結構特殊なことしてませんか?
「空っぽだったテナントがこんなに変わる」
「古くて暗い美容室が生まれ変わる」
「寂びれた街の一角に新店舗の光が灯り人が集まる」
自分では普通にやっているつもりの仕事が、
他人からすると驚くべきことであったり、
賞賛してくれるようなことはよくあります。
若いうちからこの仕事に興味をもって、キャリアをスタートさせたなら、絶対に報われてほしい。
そのためには求められる人になった者勝ち。
「お店を出店したいから内装は〇〇さんに依頼しよう」
そう思わせる力がこの業界におけるその人の実力なんだと思います。
自分の考えや提案力を豊かにし(発想力と経験値)、
そのイメージを相手に説明したり納得させる技術(図面やパース)、
実行する力(予算考慮や施工方法認識)を身につける。
やることは山積みです。
自分に力をつけること。
結局これがこの業界で輝ける一番の近道です。
求められるデザイナーになるためには、
どんな若手時代を過ごせば良いのか?
次回の記事で、私の経験から
たどり着いた考えを詳しくお伝えいたします。
配信は明日の20時です。ぜひ楽しみにしていてください。
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