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■建材価格の高騰が止まらない今、これからのサロン出店について考える
建材価格の高騰が止まらない今、これからのサロン出店について考える
また値上げのお知らせです。
建材メーカー各社が、相次いで価格改定を発表しています!
※2026年4月25日時点で確認できている主な動き
【価格改定(値上げ)】
- サンゲツ(床材・壁材・カーテン)20〜30%UP ※7/1受注分から
- リリカラ株式会社(床材・壁装材・副資材等)20〜30%UP ※6/29出荷分から
- 東リ(床材・壁装材・カーテン・副資材等)20〜30%UP ※7/27受注分から
- ルノン株式会社(壁装材・ダイノックシート)10〜15%UP ※6/1出荷分から
- シンコール(床材・壁装材)※今後価格見直し予定
- 田島ルーフィング(床材)20〜30%UP ※7/21納品分から
- アイカ工業(化粧板) 20%以上UP ※5/1出荷分から
【入荷停止・供給不安】
- シンナー
- 溶剤塗料
- 養生材
- 防水シーリング
- 防水シート
- 接着剤
- パーチクルボード
- 化粧板
※今後さらに対象が広がる可能性があります
背景にあるのは中東情勢の悪化による原油価格の高騰。
壁紙や床材の原材料となる石油化学製品が、
想像以上のスピードで値上がりしています。
サンゲツや東リといった大手メーカーも、
20〜30%の値上げを決定しました。
さらに、
塗料・シンナー・配管材・断熱材なども、
今後は価格上昇の影響を受ける可能性が高く、
値上げは避けられない流れになりそうです。
上がり続ける建材価格と人件費
2020年のコロナ禍やウッドショック以降、
建材価格や人件費は上がり続けています!
その影響で、美容室の内装工事も
これまでよく基準にされていた「10坪・税込500万円」という価格が徐々に厳しくなり、
現在では「10坪・税込600万円以上」が一つの目安になりつつあります。
コロナ禍の時も、一度上がった価格が下がることはありませんでした。
その流れを考えると、今回も同様に大きく下がる可能性は高くないと考えています。
出店のハードルが上がる中で起きている変化
内装費が上がり続ける中で、
出店そのもののハードルも確実に上がっています。
融資額を増やしてリスクを取るのか、
それとも出店という選択自体を見直すのか。
実際に、
- 既存のサロンにそのまま勤める
- 業務委託として働く
- 転職する
- シェアサロンに移る
こういった選択をされる方も、
今後さらに増えていくと感じています。
そしてもう一つ感じているのが、
美容師の働き方そのものも変わってきているということです。
独立しないという選択が増える中で、
より好待遇な職場を求める流れは、今後さらに強くなっていくはずです。
そうなると、
サロンごとの差はこれまで以上に広がっていく可能性があります。
一方で、今急速に増えているのがシェアサロンです。
体感としては、20代後半〜40代前半のスタイリストが中心な印象があります。
ただ、その方たちが
40代後半、50代以降も同じ働き方を続けていくのかは、
まだはっきりとしたイメージが持ちづらいのも事実です。
この先、
美容師としての出口を見据えた新たな業態が生まれるのか
組織に属する形に戻るのか
あるいは独立という選択を取るのか
いくつかの可能性はありますが、
美容師の将来のカタチは、これからさらに多様になっていきそうです。
それでも出店するなら「内装の質」と「環境づくり」
だからこそ、
もし出店するのであれば、
これまで以上に“内装の質”が重要になってきます。
価格競争ではなく、
選ばれる理由をどうつくるか。
そしてそれは、お客様だけでなく、
「働くスタッフにとっても魅力的な空間かどうか」も含まれます。
スタッフが長く働きたくなる環境、
自分の価値を発揮できる場所、
輝けるステージを用意できるかどうか。
そういった視点まで考えられるサロンが、
これからの時代は選ばれていくのではないかと感じています。
そして、もう一つ大切なのは、
時代の流れに合わせて変化し続けられるかどうか。
変化し続けられる店舗は、やはり強いです。
限られた予算の中でも、
しっかりと差別化できる空間づくりが、
これからのサロン経営には欠かせません。
増えていく「居抜き物件」とその難しさ
そして最近は、
サロンの倒産が増えている影響もあり、
新規物件よりも「居抜き物件からの改装」のご相談が
今後さらに増えていくと感じています。
居抜きのメリット
- 内装、設備コストの削減
- 出店までの時間短縮
- 前美容室の認知があるため、お客様につながる可能性がある
居抜きのデメリット
- 前店舗のイメージが残りやすい
- レイアウトを大きく変更すると、結果的に工事コストが増える
- 見えない部分の劣化や設備不良など、専門知識がないと判断が難しい
ただ、以前のブログでも書いた通り、
改装工事は新規よりも難易度が高く、
単価も上がりにくい上に、相見積もりも多いため、
積極的にやりたがらない内装会社も少なくありません。
居抜き物件はコストを抑えられる一方で、
設備やレイアウトの制約も多く、
サロン特有の動線や使い勝手を理解していないと、
うまく活かしきれないケースもあります。
これから求められる内装会社の役割
だからこそ、こういう時代だからこそ、
サロンを熟知した内装会社の価値が
より重要になってくると感じています。
単に「つくる」だけではなく、
限られた条件の中でどう最適解を出すか。
本当は「こうしたいけど難しいだろう」と思っていることも、
ちょっとした工夫で実現できるケースは少なくありません。
自分では思いつかなかった方法を提案してもらうことで、
選択肢が広がることもあります。
また、コストのかけ方を少し変えるだけで、
空間の印象は大きく変わります。
そこに内装会社の力の差が出ます。
特に居抜き物件の場合は、
設備に大きく費用をかけない分、
デザインにコストを回すことも可能です。
だからこそ、
しっかりと内装デザインを提案してくれる会社を選ぶことが重要です。
その積み重ねが、
これからの出店成功に大きく関わってくると思います。
最後に
ひなたやとしても、
これまで以上に一件一件にしっかり向き合いながら、
より多くのご相談に応えられるよう準備していきます。
状況は決して簡単ではありませんが、
やり方次第でできることはまだまだあります。
限られた条件の中でも、
理想に近づける方法は必ずあります。
これから出店を考えている方は、
一人で悩まず、ぜひ気軽にご相談ください。
一緒にベストな形を考えていきましょう。
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