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■美容室づくりで迷う選択 part_02|ダウンライトVSライティングレール、どっちがいい?
美容室は、施術で必要な基本照明と、空間を演出するための装飾照明で構成されています。
美容室で使用する照明には、ライン照明やペンダントライト、ブラケットライト、間接照明など様々な種類があり、影の出方や魅せ方などを考えながら選定していきます。
その中でも、照明計画として王道なのがこちらの2種類!!
ダウンライト
または
ライティングレール+スポットライト


今回はこの2種類の照明器具を比べてみたいと思います!
まず大前提として、天井をつくらないスケルトン天井の場合は、
ダウンライトを埋め込む天井がないため、基本的にはライティングレール+スポットライトになります。
なので今回は、
天井が組まれている場合、ダウンライトとライティングレールならどちらが良いのか?
という話です。
費用を抑えるならダウンライト
まず金額だけで考えると、基本的にはダウンライトの方が安価です。
ライティングレールの場合は、
レール本体
+
スポットライト
が必要になるため、その分費用は上がります。
また、同じ明るさでもスポットライトよりダウンライトの方が安価です。
例えば弊社の場合、
15坪程度、セット面4席・シャンプー台2台くらいの美容室で比較すると、ダウンライト仕様の方がライティングレール+スポットライト仕様より約20万円ほど安くなります。
この約20万円の差は、照明器具代だけではなく、配線・取付などの電気工事費を含めたトータルの差です。
もちろん照明器具の種類や本数、メーカー、配線条件によって金額は変わりますが、店舗全体で見ると意外と差が出ます。
この20万円を照明の自由度やデザイン性に使うのか、他の部分に予算を回すのか。
こういうところもサロンづくりでは結構大事だと思います!
自由度が高いのはライティングレール
ライティングレールの一番良いところは、照明の位置や数を後から変更できることです。
スポットライトをレール上で移動したり、向きを変えたり、必要に応じて照明を増やしたり減らしたりできます。
例えば、
・セット面を少し移動した
・商品棚を増やした
・ここだけもう少し明るくしたい
・レジ周りにペンダントライトを追加したい
という場合にも対応しやすいです。
この自由度は、ダウンライトにはない大きなメリットですね!
光や影の出方も結構違う
ダウンライトとスポットライトでは、光の出方も結構違います。
ダウンライトは、光が比較的やわらかく広がるため、影もやわらかく出ます。
一方でスポットライトは、光が拡散しにくく、まとまって届くため、影がくっきり出やすいです。
これまでの経験上、ダウンライトの光や影について改善のご相談をいただいたことは、ほとんどありません。
一方でライティングレール+スポットライトの場合は、今までダウンライトの店舗で営業されていたオーナー様やスタッフさんから、
「影がくっきり出るので少し作業しにくい」
「スポットライトの光が目に入りやすい」
といった改善のご相談をいただくことは、たまにあります。
もちろんスポットライトが悪いということではありません!
スポットライト特有の光の感じは、
スタジオっぽくてかっこいいですし、影まで含めて絵になる
という感覚もあります。
空間にメリハリも出ますし、デザインによってはスポットライトの方がハマる店舗もあります。
ただ、美容室は長時間その照明の下で作業する場所でもあるので、見た目だけではなく、実際の働きやすさまで考えて選ぶことが大切だと思います。
天井が低いならダウンライトの方がスッキリ
ライティングレールは、天井面からレールとスポットライトが下に出てきます。
そのため天井が低い店舗の場合は、少し圧迫感が出ることがあります。
ダウンライトは天井の中に器具が納まるので、
天井面がほぼフラットで、かなりスッキリ見えます。
天井高があまり取れない物件では、この差は結構大きいと思います。
あと、前にも出ましたが、スポットライトは光を強く感じやすいので、天井が低いと施術しにくいと感じる方も一定数います。
掃除のしやすさはダウンライト
掃除のしやすさも、個人的にはダウンライトの方が楽です。
ダウンライトは天井面にほぼフラットに納まるため、埃がほとんど溜まりません。
一方でライティングレールのスポットライトは、どうしても器具の上に埃が乗ってしまいます。
開店から数年経った美容室に行くと、スポットライトの上に埃が溜まっていることも多々あります。
そのため、掃除することも前提に選定した方が良いと思います。
弊社で採用することが多いのは?
弊社の場合は、実際にはダウンライトを採用することの方が多いです。
理由は大きく2つあります。
ひとつはコスト。
もうひとつは、打合せ段階からしっかり照明計画を設計するからです。
そのため、
あとから照明を増設しなくても大丈夫なように、最初の段階で照明計画を作り切れる
ことが多いです。
そうなると、わざわざ自由度の高いライティングレールにしなくても、ダウンライトで十分というケースが多いです。
ただし、
レジ周りにペンダントライトを追加したい
将来的に照明器具を変えたい
という場合は、部分的にライティングレールを採用することもあります。
全部をどちらかに統一する必要はなく、場所によって使い分けることもあります。
じゃあ結局どっち?
かなり簡単に言うと、
コストを抑えたい・天井をスッキリ見せたい・光や影をやわらかくしたい
→ ダウンライト
照明の位置や数を変えたい・スポットの光で空間をかっこよく見せたい
→ ライティングレール+スポットライト
という考え方です。
弊社ではまずダウンライトで考えることが多いですが、店舗の天井高やデザイン、将来の使い方によってはライティングレールの方が合うこともあります。
結局は、
どちらが良いかではなく、その店舗にどちらが合うか。
ここで決めるのが一番だと思います!
最後に
美容室づくりにおいて、私たちの役割は選択肢を提供することだと思っています。
レイアウトやデザインだけではなく、照明ひとつ取っても、
コスト・見た目・使いやすさ・メンテナンス
などを考えながら、一緒に選んでいければと思っています。
これから美容室を開業される方も、改装を考えている方も、
「これってどうなんだろう?」
ということがあれば、お気軽にご相談ください!
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