■もし内装会社が自社で美容室をつくるなら、最初にお金をかけるのはここ。 | 美容室専門の内装デザイン・設計・施工なら株式会社ひなたや

follow us

  • Instagram
LINEでお問い合わせ

BLOG & TOPICS

■もし内装会社が自社で美容室をつくるなら、最初にお金をかけるのはここ。

2026/04/12
内装の知識
ひなたや株式会社 代表取締役 中村陽一のイメージ
ひなたや株式会社 代表取締役 中村陽一

― 20坪・1500万円の場合 ―

もしあなたが、20坪の美容室を

【内装工事+美容機器】

総額1500万円でつくるとしたら、どこからお金をかけますか?

◯内装工事:内装会社の工事費
◯美容機器:ボイラー、シャンプー機器、セット椅子など


「唯一無二のデザインでかっこいい店をつくるための費用」でしょうか。
それとも
「働きやすく、利益が出る店への投資」でしょうか。

正直に言います。

若い頃、デザイナーとして駆け出しだった僕は、
完全に“デザイン優先”でした。

使用したことのない新しい建材や当時流行りのエイジング塗装、話題の飲食店で採用していた照明計画や細かい造作ディテールなど、
とにかく「すげー!おっしゃれー!」と思われる空間を目指していました。

雑誌やネットに自分のつくったお店が載ることが、
何よりもうれしかった。

でも、経営者になって少し考え方が変わりました。

デザイン優先だけでは、うまくいかないこともある。
空間が美しくても、売上が安定しなければ続かない。

そこから僕は、

「売上を生むところにお金をかける」

という考えに至りました。


前提条件】

20坪のレイアウト構成を次のように想定します。

  • 受付
  • 待合い
  • セット面6台
  • シャンプー3台
  • カラーラボ
  • バックヤード
  • お手洗い

・内装工事費:約1150万円
・美容機器代:約350万円

くらいの割り振りになるので内装工事費はあまり余裕のない状況を想定しています。


僕がまず投資する5つ

もし僕が20坪・内装予算1500万円で美容室をつくるなら、

まず投資するのはこの5つです。

☺最後に図解でまとめていますので画像保存してお役立てください☺


1. 給湯設備(ボイラー/タカラベルモント)

20坪の場合、シャンプー台は3〜4台が主流です。

高水圧が安定し、温度も安定する。
捨て水が減り、施術効率も上がる。

逆に、ここを削ってしまうと、
ガス給湯器だけの給湯設備。

同時施術が制限されたり、
他のスタッフの施術状況を気にしながらの営業。
冬場は不安定になる。
施術側のストレスが増える。

本体価格が高かったり配管工事の施工費も上がりますが、
設備不足は、毎日のこと。
だから確実に利益を削ります。

僕は、給湯システムこそ美容室の土台だと考えています。


2. シャンプー台(YUMEシリーズ/タカラベルモント)

お客様が日常の中で感じられる、数少ない“癒し”の時間。

ヘッドスパやトリートメントなど、
高単価メニューもここで生まれます。

僕自身も勉強のためいろいろな美容室に通っていますが、
首の安定感は他社のものと大きな差があります。

長時間メニューを安心して提案できるかどうか。
客単価とリピート率に直結する部分です。

僕は、このシャンプー台で寝落ちしたことが何回かありますし、
このような声はよく聞きます☺


3. セット面

セット面は、お客様が一番長く過ごす場所。

忙しい日々の中で、自分と向き合える貴重な時間。
施術側にとっては、美をつくる現場です。

ミラーはサロンの主役ともいえますし、
カウンターはお客様が唯一触れるものなのでしっかりこだわりたい。

今は既製品からお安く選べるようになりましたが、
近隣のサロンとお揃いだったり、ちょっとチープだったりしますね。

SNSに施術風景が上がる時代、
ここはお店の象徴
になります。


4. カラーラボ

スタッフルームと兼用しているお店も多いですが、
正直、荷物でゴチャついていたり、
食事している横でバタバタ作業しているケースをよく見ます。

カラーラボは忙しない作業場。
むしろオープンキッチンのように、演出できる場所

スタッフルームは、
ちゃんと落ち着いて休める空間にしたい。

働きやすい環境や動線は、そのまま利益率に影響します。


5. 外装ファサード(路面店の場合)

外装はお店の“顔”。第一印象そのものです。

ホットペッパーなどの調査でも、
新規来店理由には

・雰囲気が良さそう
・写真が素敵

が上位に入ります。

でも、ここで少し冷静な話を。

美容室を“リピートする理由ランキング”を見ると、
上位にくるのは

・技術が良い
・担当との相性が良い
・カウンセリングが丁寧

といった項目です。

内装は、ほとんど上位に入りません。

つまり、

内装は“入口”にはなる。
でも“継続理由”にはなりにくい。

だから初見で来店を考えてもらえたり、
24時間365日看板として活躍してくれる外装デザインが大事なんです。


全て内装推しの話じゃないんかーい

と突っ込まれそうですが(笑)

大前提、予算に限りがなければゴリゴリのおしゃれ空間にします!

ただ、予算あっての出店計画なので…


リピート来店理由の中で、数少ない内装関連の項目が
「落ち着ける空間」です。

まずはそこを満たしていれば、合格ライン。

美容室は、少し特殊な業種です。

飲食店や宿泊施設なら、
「あそこ、おしゃれだったよ、行ってみて!」と空間を理由に知人に紹介したりします。

でも美容室は違う。

「あのスタイリストさん上手だし話しやすいよ」
「メンズパーマならあそこが良いよ」
「近いし、ネット予約だし通いやすいよ」

紹介の軸は、技術や人、サービス、立地。

つまり美容室は、
“めちゃくちゃおしゃれ”であること以上に、

まずは、

『美をつくる作業場(アトリエ)』として
ちゃんと機能すること

が求められていると思っています。


でも、もう一つの側面がある

美容師は
「自分が働いている場所」を背負います。

“私はこのサロンで働いています。”

それが誇れる空間かどうか。

ここに、内装の価値があります。

求職者はSNSの写真を見ています。

「ここで働きたいかどうか。」

空間は、お客様だけでなく
未来の仲間も引き寄せます。


では、デザインは不要なのか?

いいえ、逆です。

今はむしろ、若い頃よりも
デザインの意味を深く考えています。

美容室の内装は、主役ではありません。

主役は、お客様であり、そこで働くスタッフです。

内装は、その人たちを輝かせるステージ。

どれだけ美しい空間でも、
設備環境が整っていなければ、本来の力は発揮できません。

だから僕は、
サロンの環境づくりを最も重視します。

それは経営のためだけではありません。

お客様が心地よく過ごせること。
スタッフが気持ちよく働けること。

その土台を整えた上で、
非日常をつくる。

そのバランスを一緒に考えるのが、
僕たちひなたやの役割です。


開業や改装を考えている方へ

もし今、

・予算配分で悩んでいる
・何から優先すべきか分からない
・デザインと経営、どちらを重視すべきか迷っている

そんな状況であれば、一度ご相談ください。

ひなたや株式会社 代表取締役 中村陽一のイメージ
ひなたや株式会社 代表取締役 中村陽一

ひなたやは美容室専門の内装業者です。
これまで数多くの美容室のオープンやリニューアルに携わってきました。 丁寧な打合せと豊富な提案力で入念な準備をするのが私たちの特徴です。

内装業者=「作ったら終わり」ではなく、これからのお店を内装面から支えるパートナーになりたいと日々向き合っております。

LINEで問い合わせ

お見積もりの依頼や、各種ご質問など、LINEからもお問い合わせを受け付けております。

Contact Us

メール・電話でのご質問・お問い合わせはこちらから